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WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して-Question sur le bouton du stylet et gomme

Posted: 水 7 25, 2018 5:18 am
by 高木宏紀
開発・ユーザー双方に質問です。

先日「ズームのショートカット(ALT+右クリック+ドラッグ)」をG-13に割り当てられないかという件を問い合わせしましたが、
現状即解決の見込が立たないため、要望を貰ったアニメーターさんにはWACOMペンのサイドスイッチの右クリックを使って貰う形で
作業を続けて貰っています。そこで

・サイドスイッチを押しながらドラッグ→ペンが消去ペンに変わる

機能が既にあるため、ズームの動作との差が「ALTの有無」だけになるため誤操作しやすいという意見を貰いました。
180725.png
180725.png (61 KiB) 522 回 表示
そのアニメーターさんには「ズームをする際にはALTを先に押す癖をつけてもらう」形をすすめましたが、
「サイドスイッチを押しながらドラッグ=消去ペンに変わる」自体の機能を切る方法はないでしょうか?
また、この「サイドスイッチを押しながらドラッグ」での消去ですが、サイドスイッチの指定を初期の「右クリック」以外に指定しても変わらず、
テールスイッチの消しゴムを一度使うとそれ以前に描いた内容に対しては消去できなくなるようです。
この仕組みは既に要望があってこのような形になったのか、それともバグに近いものなのか、
開発側の見解をいただきたいです。

サイドスイッチ+ドラッグで消せる/消せないの挙動をデスクトップ撮影したので添付します。



ご確認、宜しくお願いします。
Translation : :
J’ai une question pour les utilisateurs/développeurs.

J’avais posté il y a quelques jours sur la possibilité d’assigner le raccourci alt+clic droit+drag sur la souris G-13 mais je ne pense pas que cela peut être résolu tout de suite donc j’ai suggéré à l’animateur de changer le paramètres du stylet pour avoir un résultat similaire.
180725.png
180725.png (61 KiB) 522 回 表示
Cependant, lorsqu’on appuie sur la touche de stylet et que l’on dessine, cela efface. Il faut nécessairement faire ALT puis, presser le bouton du stylet et dessiner pour effectivement zoomer.
Cela n’est pas très pratique et cela peut causer des erreurs. Est-il possible de désactiver le fait d’effacer quand on appuie sur ce bouton ?

J’ai aussi remarqué que lorsqu’on utilise le bout du stylet (la gomme) et que l’on essaye d’effacer de nouveau avec le bouton du stylet, cela ne s’applique aux traits précédents.
J'ai fait une vidéo pour que vous donner une meilleure idée :

Re: WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して

Posted: 水 7 25, 2018 6:32 am
by ex-T_Z
>高木さん
11.0.8 Mac版スクリーンショットを投稿します(恐れ入りますがoption→altに置き換えて下さい)。
当設定を有効にするには一度「ワコム タブレットのプロパティ」ウインドウを閉じる(設定を確定する)必要があります。
システム環境設定001.jpg
「アプリケーション」にTVPaint Animation 11 Pro.app/.exe を登録する
システム環境設定001.jpg (38.98 KiB) 516 回 表示
システム環境設定002.jpg
「修飾キー...」設定を開く
システム環境設定002.jpg (53.72 KiB) 516 回 表示
システム環境設定003.jpg
「option(Windowsはalt)」+「右クリック」にチェックを入れOK。
プロパティウインドウを一旦閉じて再度開き、変更内容が確定しているか確認する。

これでサイドボタンAを押しながらCintiq/intuosの読み取り面にプロペンをあてたまま
左右ドラッグ→無段階ズームが働くようになるはずです。
システム環境設定003.jpg (16.79 KiB) 516 回 表示
ダブルクリック距離:Off、タッチパネル機能:すべてOff、腱鞘炎予防のため読み取り面に硬筆用透明ソフト下敷きを被せた環境でも動作します。

Altキー+消しゴムの挙動についてはメンゼンさんにおまかせします。
私見を述べますと、相談者さん所有のG-13(ロジクールドライバをインストール出来ない場合は本体ハードウェアマクロメモリ)にTVPaint用キーマップを作成し、「ペン・鉛筆・色鉛筆・消しゴム・パラ送り/戻し・プレビュー」など主要操作1ストローク切り替えor呼び出し環境を構築してもらったほうが速いと思います。
rakugaki.jpg
いつものアマチュア殴り描きで失礼
rakugaki.jpg (108.6 KiB) 491 回 表示

Re: WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して

Posted: 水 7 25, 2018 8:40 am
by 高木宏紀
T_Zさん

修飾キーでAlt+右クリック、件のアニメーターさんにお伝えしました。
現状ズーム以外で右クリックを使う機会がそこまで多くないそうなので、この方法でいけそうです。

消去の方は元々右クリック+ストロークの方法は使われていないようなので大丈夫そうです。
消せるケースと消せないケースが出る件に関しては開発からの回答をいただきたい所ですね…。

Re: WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して-Question sur le bouton du stylet et gomme

Posted: 水 8 01, 2018 1:28 pm
by Lise
お世話になっております。TVPaintのリーズです。

「サイドスイッチを押しながらドラッグ→ペンが消去ペンに変わる」操作について開発者さんに聞きました。

ツールを変えると(消しゴムツールなど)、ソフトウェアが自動的に前のツールが書いた線に「乾燥」を適用しています。そうすると、書いた線の情報の一部分が消えてしまいますので右クリックで消去しようとしたら、乾燥のせいで対象となる情報がなくなった結果、線がどうしても残ってしまいます。
その行動を変更するのは非常に難しいですので、そのままに残しておきます。ご希望に答えることができなくて大変申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。

リーズ

Re: WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して-Question sur le bouton du stylet et gomme

Posted: 水 8 01, 2018 2:48 pm
by ex-T_Z
>>高木さん
Lise さんが書きました:
水 8 01, 2018 1:28 pm
「サイドスイッチを押しながらドラッグ→ペンが消去ペンに変わる」操作について開発者さんに聞きました。

ツールを変えると(消しゴムツールなど)、ソフトウェアが自動的に前のツールが書いた線に「乾燥」を適用しています。そうすると、書いた線の情報の一部分が消えてしまいますので右クリックで消去しようとしたら、乾燥のせいで対象となる情報がなくなった結果、線がどうしても残ってしまいます。
その行動を変更するのは非常に難しいですので、そのままに残しておきます。ご希望に答えることができなくて大変申し訳ございません。
「乾燥」の概念はPhotoshop、クリスタなどの国産ソフトには存在しないので補足します。

コード: 全て選択

Corel Painterシリーズの使用経験がある方:
 「キャンバス(不可視水彩レイヤー)」「キャンバス(不可視水彩レイヤー)を乾燥」と同じ仕組みと考えて下さい。
  1. TVPaintのペンツールでフレームに描いた線は「水彩塗料に近い、乾いていないインク」としての属性をもちます。
    TVPaint Animation 11 Pro001.jpg
    乾燥…PainterやArtRage、Rebelleの経験がないと「?」なパラメーターだと思います。

    オンにすると一筆描く事にインクが「乾燥」します。
    オフにすると別ツールに変更するまでインクは「濡れたまま」です。
    外部ツールまたは一括スキャンで読み込んだ動作画データは「乾燥」した状態になります。
    TVPaint Animation 11 Pro001.jpg (36.29 KiB) 306 回 表示
  2. 「乾燥」オン、または消しゴムツールやその他のツールに切り替えるとフレーム上の線が「水気の飛んだインク=固着したビットマップデータ」に変換されます。
  3. 再度ペンツールに戻して続きを描こうとしても、「乾燥」した線は「塗れたインク」と別オブジェクトとして認識され、同じ色で描いた線・彩色であっても「消える」「消えない」データが混在してしまうのです。
     
    これが高木さんが動画で指摘されている「消える線(彩色)、消えない線(彩色)」の正体です。仕様と言っても良いでしょう。
    「修正」しようとするとTVPaintのブラシエンジンを1から作り直すほどの話になってしまうので「その行動(挙動)を変更するのは非常に難しい」という回答になったわけです。
    Corel Painter 2019001.jpg
    Corel Painterのスクリーンショットです。

    左が「(インクを)乾燥」させたストローク、右が「(インクが)濡れたまま」のストロークです。

    水彩ブラシ専用の消しゴムを使うと塗れたままのストロークは消えますが、左の乾燥させた(水彩属性をもたない)ストロークは消えません。
    Corel Painter 2019001.jpg (28.73 KiB) 316 回 表示
 
 
>メンゼンさん
  • 日本国外(Metzから見れば欧米圏域)ユーザーさんやFransu-zin Connection・ヤピコスタジオに所属されるフランス人アニメーターの皆さんはブラシの「乾燥」パラメータをどのように生かしているのでしょうか?
  • 現状を維持しつつ、「乾燥」「未乾燥」のストロークを判別出来る作業用FX(クリスタの「トーン領域の色表示」「レイヤーカラー表示」、実データへの影響なし)の追加はできないでしょうか?これなら「塗料の乾燥」になじみのない地域のユーザーも理解が進みますし、西欧圏に多いアート寄りのアニメーション制作では現実の油彩と同様「塗料の乾燥」の有無を識別しやすくなるでしょう。
     
    一例としてEscape Motion Rebelle「ストロークのしめり・乾燥」識別フィルタ機能をあげます。Mike氏ほか関係者からの見識を伺えれば幸いです。
    Rebelle 3002.jpg
    Rebelle3には「水彩=塗れたインク」を識別する表示エフェクトがあります。

    同色・同一ストロークに見えても左は乾燥済み、右はまだ塗料が湿った状態(水色のオーバーレイがかかる)であることがわかります。

    必要に応じて以下の処理を行います
    「レイヤー全体をぬらす(Wet on Wet)/乾燥させる(Dry up)」
    「ストロークのみ乾燥させる(Dry on Wet/Stretching)」
    「手作業で乾かす/湿らせる(海綿ブラシツール ドライ/ウェット Sponge on/off)」
    Rebelle 3002.jpg (30.54 KiB) 276 回 表示

Re: WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して-Question sur le bouton du stylet et gomme

Posted: 木 8 02, 2018 3:10 am
by 高木宏紀
T_Zさん
「乾燥」の概念について教えていただきありがとうございます。
正直なところこの機能の意味をあまり理解していなかったのですが、その名の通り「乾燥すると簡易的な方法では消せなくなる」という意味だったのですね…
他のドローソフトではあまり見かけない仕様だったので、今回の件で納得しました。

Re: WACOMのサイドスイッチと消去ペンの挙動に関して-Question sur le bouton du stylet et gomme

Posted: 木 8 02, 2018 3:25 am
by ex-T_Z
>高木さん
恐縮です。
スタジオ内で共有しているブラシ設定に「乾燥」パラメータがあれば、「有効・無効の統一」を徹底されたほうが混乱しないと思います。
 
 
>メンゼンさん
今回のように、TVPaintが日本市場を開拓してから10年を数えても「フランスの開発陣にとっては常識でも日本では認知度ゼロ」な仕様や活用法がまだまだ多くあります。おもにワークフローの違い、今回の「乾燥」パラメーターのような(CG文化側面に起因する)ツール開発設計の違い、『言葉の壁/language barrier』が原因です。
Spoiler : 続きを読む :
スタジオ/プロ/各工程専属/学生/個人の垣根を越えたTVPaint日本事業所あるいは在日フランス商工会議所(CCI FRANCE Japon)・ Institut français (アンスティチュ フランセ 全国に会館あり)協賛のもと「TVP日仏ユーザー・カンファレンス(技術意見交換会・できれば日本語メイン、絵を交えた簡単な英語筆談)」が開催されることを願います。
 
例えば…2019年2月。
ACTFだけでなく、日仏両国に多くのファンを抱えるCITY HUNTERアニメ(日本)・実写(フランス)劇場公開があります。
合同観賞&アフターにGet Wild大合唱会のようなカジュアル・ミーティングもイケるのでは?? :D